摩訶般若波羅蜜経発趣品第二十
二、ブッダ、初住地中に十事を修行し地業を治めることを説く
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爾時慧命須菩提白佛言。 |
その時長老の須菩提が仏に申し上げた。 |
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云何菩薩於一切眾生中等心。 |
「菩薩の一切の衆生の中における平等の心とはどういうことでしょうか」 |
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云何菩薩修布施。 |
「菩薩が布施を修めるとはどういうことでしょうか」 |
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云何菩薩親近善知識。 |
「菩薩が仏道に導いてくれる友人に親近するとはどういうことでしょうか」 |
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云何菩薩求法。 |
「菩薩が理法を求めるとはどういうことでしょうか」 |
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云何菩薩常出家治地業。 |
「菩薩が常に出家し地位に応じた修業を治めるとはどういうことでしょうか」 |
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云何菩薩愛樂佛身治地業。 |
「菩薩が仏身を信じ求めて地位に応じた修業を治めるとはどういうことでしょうか」 |
| 云何菩薩演出法教治地業。 佛言。 菩薩若佛現在若佛滅度後。為眾生說法初中後善。妙義好語淨潔純具。所謂修多羅乃至憂波提舍。是名演出法教治地業。 |
「菩薩が法教を演出し地位に応じた修業を治めるとはどういうことでしょうか」 仏が言った。 「菩薩は例えば仏が現在し、例えば仏の滅度の後も衆生の為に、初・中・後に善く、妙義・好語・浄潔・純具であって、いわゆる修多羅(スートラ:経)から憂波提舎(ウバデーシャ:論議経)説法する。これを法教を演出し地位に応じた修業を治めると呼ぶのである」 |
| 云何菩薩破於憍慢治地業。 佛言。 菩薩破是憍慢故終不生下賤家。是名破於憍慢治地業。 |
「菩薩が驕慢を破り地位に応じた修業を治めるとはどういうことでしょうか」 仏が言った。 「菩薩はこの驕慢を破るから終に下賤の家に生じない。これを驕慢を破り地位に応じた修業を治めると呼ぶのである」 |
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云何菩薩實語治地業。 |
「菩薩が実語の地位に応じた修業を治めるとはどういうことでしょうか」 |
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是為菩薩摩訶薩初住地中修行十事治地業。 |
これを菩薩摩訶薩が初めに留まる地位の中に十事を修行し地位に応じた修業を治めると呼ぶのである」 |
著作 アルキメデスの館