摩訶般若波羅蜜経発趣品第二十
六、ブッダ、五地中に住し遠離すべき十二法を説く
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云何菩薩遠離親白衣。 |
「菩薩が白衣に親しむのを遠く離れるとはどういうことでしょうか」 |
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云何菩薩遠離比丘尼。 |
「菩薩が比丘尼(ビクシュニー、尼僧)を遠く離れるとはどういうことでしょうか」 |
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云何菩薩遠離慳惜他家。 |
「菩薩が他家をもの惜しみするのを遠く離れるとはどういうことでしょうか」 |
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云何菩薩遠離無益談處。 |
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云何菩薩遠離瞋恚。 |
「菩薩が瞋恚を遠く離れるとはどういうことでしょうか」 |
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云何菩薩遠離自大。 |
「菩薩が自尊心を遠く離れるとはどういうことでしょうか」 |
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云何菩薩遠離篾人。 |
「菩薩が人を蔑むのを遠く離れるとはどういうことでしょうか」 |
| 云何菩薩遠離十不善道。 是十不善道能障八聖道。何況阿耨多羅三藐三菩提。是名遠離十不善道。 |
「菩薩が十不善道を遠く離れるとはどういうことでしょうか」 「この十不善道は八聖道の障害となる、阿耨多羅三藐三菩提については何をか況んやである。これを十不善道を遠く離れると呼ぶのである」 |
| 云何菩薩遠離大慢。 是菩薩不見法可作大慢者。是名遠離大慢。 |
「菩薩が大慢心を遠く離れるとはどういうことでしょうか」 「この菩薩は事物について大慢心を起こすようなことを想わない。これを大慢心を遠く離れると呼ぶのである」 |
| 云何菩薩遠離自用。 是菩薩不見是法可自用者。是名遠離自用。 |
「菩薩が自用を遠く離れるとはどういうことでしょうか」 「この菩薩はこの事物を自から用いるようなことを想わない。これを自用を遠く離れると呼ぶのである」 |
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云何菩薩遠離顛倒。 |
「菩薩が顛倒を遠く離れるとはどういうことでしょうか」 |
| 云何菩薩遠離婬怒癡。 婬怒癡處不可見故。 是名遠離婬怒癡。 是為菩薩住五地中遠離十二法。 |
「菩薩が婬・怒・痴を遠く離れるとはどういうことでしょうか」 「婬・怒・痴ということは見ることができないから、これを婬・怒・痴を遠く離れると呼ぶのである。 これが菩薩が第五の地位の中にあって十二の事物を遠く離れるということなのである」 |
著作 アルキメデスの館